医療に携わる仕事をしていると、とにかく人が足りなくて困ることがあります。
人の命を預かる仕事だけに、理想を言えば一人の患者さんに付き数人の人間がつきっきりで看てあげたいところですが、現実的にはそれはできません。
それができないどころか、逆に10人の患者さんを一人で対応をしなければならないなんてことは日常茶飯事だけに、常に猫の手も借りたい状態です。
可能であればなんでも屋に頼みたいところですが、それも難しいだけに人手不足は深刻です。
医療関係はとにかく人が足りない…
医療関係の仕事というのは、医者もそうですし看護師の数も足りずとにかく全体的に人が足りないのが実情です。
命にかかわることですから、常に万全の体制で患者さんを受け入れるべきところではありますが、現実的には患者さんの数に対して医療関係者の数が足りていない以上、これを実現するのは難しいものがあります。
怪我や病気をすぐに簡単に治すことができる時代になれば変わってくるのかもしれませんが、医学が進歩した現代であっても怪我や病気の治療には時間がかかります。
それだけに患者さんは増える一方なのに、それを看ることができる人の数は増えないとなれば人が足りなくなってしまうというのは考えるまでもなく、当たり前のことと言えるでしょう。
人が足りないとぼやいていても仕方がありませんから、できる範囲でできるだけのことをするしかないのですが、それにも限界というのがあるので苦しくなる一方です。
人の数が足りていても大変な仕事なのに、足りないとなるとなおさら大変です。
人の命を預かる仕事だから難しい
猫の手も借りたいなんて言ったりしますが、流石に猫に助けてもらうことはできませんから、誰かの手を借りるにしても人間でなければいけません。
医療の仕事の難しいところは、人間であれば誰でも良いのかと言うとそのようなわけには行かず、人の命を預かる仕事だけになんでも屋に任せるということができません。
いくら、なんでも屋と言っても医療の仕事をすることは流石にできないでしょうから、頼みたいと思っても頼むことができないのが実情です。
中には有資格者がいて対応をしてくれる人もいるかも知れませんが、そのような人だと普通に考えてなんでも屋をしているわけがありませんから、レアケースで依頼できる範囲に有資格者がいるかも知れないと考えるのは夢を見すぎです。
結局、誰かに助けてもらいたいと思ったところで誰に助けてもらうことができるわけでもなく、自分たちでなんとかしなければなりません。
自分で選んだ道ではありますが、人の少なさはいかんともしがたいものがあります。